湘南発!社労士みやざきブログ

元【20代社労士の開業奮闘記】。 2006年、28歳で開業した社会保険労務士です。 労務関連分野や仕事のこと、日常のことなどを綴っています。

タグ:カウンセラー

 
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著書「ストレスチェック制度対策まるわかり」(共著)
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さて、当ブログでも紹介しておりましたが、WHOの定める「世界自殺予防デー」に合わせて、9月10日〜12日に開設された「働く人の電話相談室」の結果統計等が発表されました。

3日間で、計736件の相談が寄せられています。

この数字は、大体例年の平均値くらいといえます。
3日間で700件を超える数の相談が寄せられていることを考えると、有効に利用されていると感じます。

例年、男性に比べ、女性の相談件数の方が多いのは、性別の特性ともとらえられるでしょうか。
もしくは、時間的なものも関係するのかもしれません。
(開設時間中に電話をできる状況になかった等)

相談内容としては、「職場の悩み」が大多数となっています。
「働く人の電話相談室」という名称を付けているのも関係しているのでしょうね。

その「職場の悩み」の中でも「人間関係」に関するものがトップです。
人間の悩みの多くは人に関係するもの、なんて言われるほどですから、腑に落ちる結果ですね。


また、今回の集計の中でとても興味深かったことがあります。
悩みを相談する相手に関する調査です。

相談する相手として「公的機関」を挙げた人が22.3%となり1位でした。
次いで「同僚」としてのが12.5%なので、「公的機関」がダントツともいえます。

これは私には予想外の結果でした。

そのほかも「医者、産業医」や「カウンセラー」を選んでいる方が「知人・友人」や「家族」を選んでいる方とほぼ同数なのも驚きます。

それだけ、「悩みを外部の専門家に相談する」ということが浸透してきているのでしょうか。
また、会社に所属している人であれば、会社がそのような環境を用意しているのかもしれません。

いずれにしても、家族や友人を大きく超えて、公的機関や専門家に相談をしている人がいるのは本当に予想外でした。

私もカウンセラー業界にも片足を突っ込んでいる身ですので、嬉しい結果ともいえます。

著書(共著)「ストレスチェック制度対策まるわかり」の中でも著者陣が触れていますが、悩みを誰かに相談すると「解消する」または「気が楽になる」という調査結果があります。

私は「なかなか周りに話す人がいなければ、無料相談機関も増えてきているので専門家の利用も考えてくださいね。」なんてことをよく言っているのですが、今回の調査結果でそのような状況が見て取れたので、少し安心しました。
あくまでも一つの視点、一つのタイミングでの調査結果なので、一概にはいえないでしょうが。


「こころの耳」でも相談機関等が紹介されていますので、そちらもご参考ください。
http://kokoro.mhlw.go.jp/agency/worker/



また、下記に今回の調査資料がアップされていますので、興味のある方はご覧ください。
http://www.counselor.or.jp/Portals/0/resources/pdfs/151026「働く人の電話相談室」相談内容集計表.pdf



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今日から3月!
年度末のこの月は、プライベートのイベントもいっぱい。
初節句があるし、私と妻の誕生日もあるし。
暖かくなり始めるときだし、花粉症さえなければ最高なんだけどな。

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さて、最近いろいろな本を読んでいますが、いわゆる「新型うつ」に関する書籍をいくつかピックアップして読んでいました。
数年前に一度大々的に取り上げられてから、類型というかカテゴリというか、そういうのがだんだんと定着してきた感がありますよね。
そこで、再度「どんなもんか?」という情報を得ようと。

その中で、次の二冊が面白かったですね。
って、「面白かった」と言ったら語弊があるのかもしれませんが。。。
ただ、「興味深かった」とか「ためになった」と言った方がいいのでしょうが、私の語彙の中では「面白かった」がそれらをまとめた言葉として多用される傾向がありますので、ご勘弁を。

1冊は「「新型うつ」な人々 」。
book_120301_01

メンタルヘルス関連に強い著者「見波利幸」さんが、カウンセラーとして活動してる中で出会ったケースを、カウンセリングの成功例を中心に紹介し、そして「新型うつ」を分析しています。
ケースとしては「ちょっとスムーズすぎるな。」というくらいのカウンセリング成功例が多いのですが、そこは読み物としては仕方のないところなのでしょう。

面白いのは、「新型うつ」は、「従来型うつ」と「パーソナリティ障害」と「適応障害」の3つの円が合わさった部分で発生しているという考え方です。
この中には、いわゆる「気分変調性障害(ディスチミア型)」も含まれていると。
このような視点で、新型うつを理解するためには、パーソナリティ障害と適応障害も理解する必要がある、ということです。
確かに、私が遭遇するケース等も同じようなことが当てはめられますので、理解はスムーズでした。

また、「うつ病は本来、休養と薬で良くなる」と言い切る点。
ただし、「うつ状態」となるのは、その他の障害や疾病などでもあるので、判断が難しいと言っています。
確かに、昔に比べ、「SSRI」「SNRI」などの効く薬が開発されているので、純粋な意味での「うつ病」は「治療」できるのでしょうね。

その他、ケースによっての対応方法なども例示されていて、読み物として面白いものでした。


もう1冊は、「なぜあの人は、仕事中だけ「うつ」になるのか
book_12031_02

いわずと知れた有名精神科医の「香山リカ」さんの著作です。
2007年の著作を加筆・修正し、文庫化したもの。

こちらは、医学の面から「新型うつ」を分析しています。
そして、30代に顕著に見られる傾向があることから「30代うつ」と呼んでいます。
この「30代うつ」の発生原因を、環境や性質などの観点から分析し、また、ケース紹介等をしています。
また、「気分変調性障害」や「双極況疹祿押廚肪緻椶掘△Δ追村体も近年の概念から「未熟型うつ」や「逃避型うつ」などいくつかの類型を取り上げています。

これまた、考え方として勉強になりました。



上記2冊を含め、いくつかの書籍を読んだ感想としては、冒頭申し上げたとおり、数年前よりも類型化がされてきているように感じました。
やはり、それだけ「ケース」が多く、分類できるほどの数が蓄積されてきているのでしょう。

また、一言で「新型うつ」と言っても、紐解けば、環境や性格などの様々な要因がある上、病理学的にも一言でまとめられるものではないということがわかりました。
よく巷で言われる「ただのわがまま」だとも決して言えません。
(もちろん、世の中には「詐病」というケースもあるのでしょうが。)
私は、この部分に注意が必要なのだと常々考えています。
傍から見ると、「何わがまま言ってるんだよ!」と考えてしまいがちですが、本人にとっては「心底辛い」状態なのかもしれない、と。
もちろん、昔からある、いわゆる「従来型うつ(メランコリ型)」の対応のように「頑張れ、と言ってはいけない」などの対応を続けることが大切ではなく、どこかで背中を押す必要があったり、割り切る必要があったりということも大切だと思いますが。
ただ、それでも「うつ状態で辛い思い」をしていることには変わりはないので、きちんと話を聴き、考えていることを素直に話してもらう、そして、対応策を一緒に考えるということが大切だと思います。
言い分をすべて聞き入れるということではありませんよ。


と、要は「病気」に関しては素人である私たちが気軽に判断し、軽率に判断・対応してはいけないんだな、ということが再認識できました。
また、病院、医者などとの連携が非常に重要で、特に「新型うつ」であれば、医療のみならず、カウンセラーの役割というのも重要だと感じました。
「自分の考え、話を聴いて欲しい」という感覚が昔以上にあるのかもしれません。
ネットが普及し、気軽なコミュニケーションは取りやすくなったものの、深い部分での関わりや表現が、逆に難しくなってきているのではないのかな、と。
だから、話をじっくり聴いてくれるカウンセラーの役割って大切なのかも!?と。
ただ、これが日本で浸透するというのは早急には難しいでしょうけどね。
自分が勉強しているから、そう感じるだけなのかもしれませんしね。


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