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さて、当ブログでも紹介しておりましたが、WHOの定める「世界自殺予防デー」に合わせて、9月10日〜12日に開設された「働く人の電話相談室」の結果統計等が発表されました。
3日間で、計628件の相談が寄せられています。
昨年は、814件ですので、件数自体は大幅に減少しました。
ここ数年、800〜900件前後で推移しているので、それらと比較しても大幅に減少していると言える状況です。
これはあくまでも私見ですが、相談機関が増え、いつでも相談しやすい環境が整いつつあるため、臨時的な開設へのニーズが減ってきているのかもしれないな、と思いました。
もちろん、それでも600件を超す相談が寄せられていることを考えると、有用なイベントであることは変わりありません。
内容分類では、やはり「職場の問題」が大多数です。
全体の3割程度ですね。
その中でも人間関係に関することが多いです。
これは普遍的なものだと思います。
人と人が関わることで、何かしらの悩みや問題が生じやすくなるものですよね。
人の悩みの大半は、人が関わっているもです。
その他、様々な角度からの統計が、主宰者の「産業カウンセラー協会」の資料に掲載されていますので、ご興味のある方はご参照ください。
http://www.counselor.or.jp/pdfs/141024a.pdf
最初のキャッチに「職場で悩む女性は男性の2倍以上」なんて書かれていますが、これは相談をしてこられた方がその比率だっただけで、ちょっと浅はかなまとめな気はしますけどね。
メンタルヘルスに関する相談は、どこの相談機関でも大体そのような比率になるものです。
とは言っても、男性より女性の方がうつ病などのメンタルヘルス疾患になりやすいという統計もあるので、一概には言えませんが。
それはホルモンバランスのせいなのか、脳の作りのせいなのか、はたまた統計に出やすいような集計になっているのか、何が原因かははっきりしません。
さて、先ほども書きましたが、相談件数が減少したとはいえ、3日間で600件超。
1日平均200件超。
これは多いと感じますか?それとも少ないと感じますか?
それだけ悩みを抱えて、「誰かに聴いてほしい」と電話をかけてくる人がいるということです。
電話相談ですべてが解決して靄が晴れるわけではないでしょうが、それが少しでも救いになり、良い方向へ進むキッカケになるものと思います。
一人で、自分の頭の中だけで考えて悩むより、誰かに聴いてもらうことは、毒出しにもなりますし、整理にもなります。
そしてそこからまた改めて考えなおしたり、見方を変えたりということができることもあります。
「すぐに」ではないですが、そういう環境があるに越したことはありません。
また、「身近な誰か」に話すよりも、「まったく知らない他人」に聴いてもらいたいことも少なくないでしょう。
それが「話を聴く専門家」であればなおさら有用です。
費用の面だったり社会性だったりで、カウンセリングは中々浸透しない日本ですが、このような電話相談をはじめ、各自治体や国の機関、または有志によるものなど、無料でサービスを受けられる制度が整ってきています。
日本ではその方向で浸透していくのかもしれませんね。
わたしもカウンセラーの端くれなので、少しでも貢献できればと考えています。
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