不活化ポリオ導入決定！？ : 湘南発！社労士みやざきブログ

　
今日は暑かった！
そして、気持ちよかった！

花粉もだいぶ落ち着いてきて、嬉しい今日この頃です。

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さて、ポリオの不活化ワクチン導入の動きが急速に早まり、明確化されてきましたね。
幼い子を持つ親としては嬉しい動きです。

現在行われている生ワクチン接種の危険性が取りざたされる中、かなり動きの悪い国の対応。
「国内メーカーのワクチン開発が不発だった」ことが、この10年来の遅れの原因とされているらしいですが、それならそれで、もっと早く海外も含めた検討をすべきだったんですよね。

生ワクチン投与によって小児まひを発症するリスクが、不活化ワクチンに比べて高いことがわかっています。
まぁ、高いといっても、「稀」というレベルではありますけどね。
日本では「約440万回接種あたり１件」というレベルです。
ただ、それにあたる可能性を考えると、、、怖いですね。

また、ポリオの生ワクチンを飲んだ子の便からは、弱毒のワクチンウイルスが、１～２カ月間排泄され続けるそうです。
これがポリオの免疫のない人（親や友達）の口から入ってしまうことがあります。
その場合、生ワクチン投与の場合と同じで、極めて稀に自然のポリオと同じ症状が現れてしまうことがあるそうなんです。
日本では「約580万回の接種あたりに１件」というレベルらしいですけどね。

我家では、ちょうどポリオワクチンを受ける時期の子がいます。
でも、夫婦で話をして、「生ワクチンは怖いね。」という結論になりました。
ちょうどそんな時期、神奈川県は国の対応の遅さに痺れを切らし、独自に不活化ワクチンを輸入して、接種を開始したんです。
昨年終盤ですね。
希望者が殺到したようですが、我家は無事に受けることができました。
と言っても、まだ2回ですが。

そう、この不活化ワクチンは4回受ける必要があるんです。
しかも、国の承認を得てやっているわけではないので、自己責任。
そして自己負担。
1回6,000円です。
決して安くはないし、自己責任のリスクがあるのですが、家族で決めたことですから仕方がないですね。

生ワクチンだと2回。
そして無料。

で、今回の話だと、今年の9月から不活化ワクチンを国として導入するということです。
スケジュールも、4回接種。
当面は生ワクチンと不活化ワクチンが混在し、接種スケジュールも併用の場合だと混乱しそうです。
ただ、切り替え時期は仕方のないことでしょうね。

昨年時点では、不活化ワクチンの導入は平成25年度以降なんて話だったので、随分早められたこのスケジュールは褒めるべきか…。