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さて、全国健康保険協会(協会けんぽ)管掌の健康保険料率が、平成23年3月分(4月納付分)より全国的に改定されることが、2月9日に正式決定しました。

前々から入っていた情報から大きな修正はなく、新聞報道されていたものと同様ですね。

全国平均で「9.34%」から「9.50%」への増加です。

昨年同様の上げ率だと10%を越えてしまうかと懸念していましたが、なんとか踏みとどまっていますね。
時間の問題かもしれませんが…。


参考までに関東一都六県の保険料率を紹介します。

□ 東京 ・・・9.48% (9.34%)

□ 神奈川・・・9.49% (9.33%)

□ 埼玉 ・・・9.45% (9.30%)

□ 千葉 ・・・9.44% (9.31%)

□ 群馬 ・・・9.47% (9.44%)

□ 茨城 ・・・9.44% (9.30%)

□ 栃木 ・・・9.47% (9.32%)

  ※( )内は旧保険料率


また、40歳以上65歳未満の方が対象の介護保険料率も改定されます。
こちらも「1.50%」から「1.51%」への増加となります。(全国一律)

今回の改定での最大料率となるのは、昨年同様北海道の『9.60%』
逆に最低は昨年の新潟県に静岡県を加えたの『9.43%』

全国の保険料率は下記URL(協会けんぽHP)をご参照ください。
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/news/detail.1.62757.html


今回の保険料率の引上げの理由は、やはり財務面の悪化が原因でしょう。

平成21年度に、医療給付費が保険料収入を大幅に上回り、平成22年度だけでは返済できなかった債務残高が1,116億円程度見込まれているようです。
この赤字を平成23年度は半額返済するとのこと。

また、国庫補助率が引き上げられれば料率は下がるのですが、平成23年度も今年度と同率の16.4%のまま。
もちろん、国家財政も厳しい折ですから、お金を回しきらないのでしょう…。
一応、国庫補助率の本則上限は20%ですので、協会けんぽとしてはそれに向けた働きかけを続けていくのでしょうね。

少子高齢化、医療の高度化などなど、医療費が上げ止まる様子は見えず、今後も保険料率は上がっていくものと思います。
健全な財務運営、制度改革等で改善できればいいのですけどね。


自分としては、、、健康を心がけ、病院のお世話にならなくて済むようにしていくしかないですね。



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