若年者等雇用促進特別奨励金の改定。 : 湘南発！社労士みやざきブログ

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さて、今回も、2008年12月1日付の助成金改定＆創設についてのご紹介です。

第3回の今回は、

若年者等雇用促進特別奨励金です。

この助成金は、2007年（平成19年）4月に創設された、歴史の若い助成金。

フリーターや不安定就労者の安定した雇用の促進を図る目的で創られています。

今回の改正は、対象年齢の拡充と、要件緩和、そして助成金額のUPです。

□対象年齢

（旧）25歳以上35歳未満

　　　　　↓

（新）25歳以上40歳未満

□要件緩和

（旧）過去3年間雇用保険被保険者でなかった者

　　　　　↓

（新）過去1年間雇用保険被保険者でなかった者

□助成金額

（旧）25～29歳：20万円　、　30～34歳：30万円

　　　　　↓

（新）25～29歳：30万円　、　30～39歳：45万円
　　　※中小企業のみの措置で、大企業は旧金額を据え置き

また、この助成金は、2009年度（平成21年度）中までの時限措置として設置されていましたが、これが1年間延長され、2010年度（平成22年度）中までとされました。

いままで「過去3年」という要件で、かなり厳しいものでしたが、これが「過去1年」とされることによって、対象者が増えるでしょうね。

うまく活用したい助成金のひとつです。

そのた概略については、当事務所ホームページをご参照ください。

さて、次回は新しく創設された「高年齢者雇用開発特別奨励金」についてご紹介します。